オールブライト・ノックス・アート・ギャラリー

ギャラリーについて

 オールブライト・ノックス・アート・ギャラリーは、アメリカで6番目につくられた美術館です。1950年代以降の絵画や彫刻に関する質と量は、世界の中でもトップ・クラスで、抽象表現主義、70年代以降のポップアート、コンセプチュアル・アートに至るまでの幅広いコレクションを誇ります。美術関係者からの評価も非常に高いようです。
 規模はそれほど大きくないので、2時間ほどあれば見ることができます。美術館としては、ベストな大きさだと言えると思います。

 常設展には、美術に詳しくない人でも知っているような傑作ばかりが集められています。
シャガール「ロシアの村」「アクロバット」、モディリアーニ「召使いの少女」、ゴーギャン「黄色のキリスト」、ルノワール「小さな青い裸婦」、ゴッホ「高い家」、ピカソ「ニンフとサティロス」など。

入場料は、常設展と企画展両方見られて、大人12.5ドルです。

モディリアーニ展(2002.10.22〜2003.01.12)

<モディリアーニの人生>
 ユダヤ系の家系に生まれ、22歳の時にパリに渡りました。当初は彫刻家志望であったモディリアーニは、モンパルナスへ移ってからは絵画制作に打ち込み、卵型で左右非対象な顔、青や黒で塗りつぶされた瞳、なで肩など、彼独特の肖像画を描きました。
 私生活ではベアトリス・ヘイスティングスと生活した2年間で、彼女の肖像画を10点以上も残していますが、1917年、19歳の画学生ジャンヌ・エビュテルヌと出会い、どのモデルより圧倒的に多い20数点の肖像画が描かれました。また、晩年の色彩の変化は、彼女からの影響であったと言われています。
 そして、ようやく作品が世に知られはじめた1920年1月、幼い頃から患っていた肺の病気で36歳の若さで他界。その2日後2人目の子を妊娠中だったジャンヌもアパートの6階から身を投げ亡くなりました。

絶対行きたい!ガーデンレストラン

 レストランのドア(本当に普通のドア)を開けると、彫刻が置いてある庭を眺めながら食事ができる、ゆったりとした良い雰囲気。
 私達が行った時は、お昼時ということもあって満席でした。20分ほどコルビジェの椅子に腰掛け、待たせてもらいました。食事用の椅子より、このウェイティングの椅子のほうが快適です。食事のメニューは、私達が行った時はモディリアーニ展だったので、それにあわせたのか、イタリア料理でした。私はブルスケッタを注文しましたが、おいしかったです。予約も可能なので、展示を見る前に予約してもいいかもしれません。

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