バッファローの冬

2003.1.20

冬はとにかく寒いと脅かされてきました。実際に体験してみると、確かに寒いっ!けど、意外と大丈夫なのです。雪景色もきれいだし、暖炉もたけるし、冬もなかなか気に入っています。

冬の気候

 雪は、パウダースノーで、すごく軽くさらさら。2002年の初雪は11月1日でした。1月になると、毎日雪が降っては止み、降っては止み・・・が続いています。

 日が出ても、気温が低いので雪が溶けることはありません。屋根の雪は少し溶けてつららになります。

ban(大雪警報)
 まだbanは出ていませんが、banが出たら外に出てはいけないそうです。banが出ない限りは、どんな大雪でもいつもと同じように生活します。

 気温については、アメリカは華氏表示なので、あまりぴんと来ません。年によって違うとは思いますが、冬の間はほとんど−0℃から−10℃くらいの間ではないでしょうか。

冬の服装

 男の人も女の人も、防水加工がしてあるようなアウトドア系のナイロンのショートコートを着ている人が多いです。なぜかロングコートは、少数派のようです。(雪で汚れるから?) そして、日本のように、素敵なコートを着ている人はほとんどいません! 私のおすすめコートは、防水加工・ロングコート・フード付き・袖口がすぼまっているものです。

 帽子・耳あて・手袋も必要です。特に耳が寒いので、耳を保護するような帽子または耳あて。手袋は雪で濡れることがあるので、高級な皮製はやめたほうがいいです。

 スノーブーツも必要。冬は外を歩くことはほとんどありませんが、車の雪おろしをしているときに、防水加工がしていない普通の靴では染みてきます。私は北極にでもいけそうなブーツを購入しました。

雪かき

 私たちがしなければならないのは、車の雪おろし。しかし、日本のように雪が重くないので、雪おろしは比較的楽チンです。
まず、車のエンジンをかけるために、車を開けるのですが、キーの穴が凍っていることがあります。が、無理やりこじ開けます。
雪おろしには専用の雪かき棒を使います。ブラシとへらがついていて、ブラシで雪を払い(雪は軽いので、ざっと払うだけで落ちます)、フロンドガラスに凍りついた雪を、がりがりと削り取ります。

 道路の雪かきは、除雪車が除雪してくれます。除雪車は、車の前の巨大なスコップで、雪を道路脇に押しやりながら進みます。もっと高性能になると、後ろから除雪剤をまく車もあります。ほとんどの道路にはこの除雪剤がまかれていて真っ白です。そして車も真っ白もなってしまいます。成分は何だったか忘れましたが、塩分を含んでいるので車が錆びます。

運転

 雪になると、ほかの車もゆっくり走るようになります。慣れないと、本当にスリップします。また、雪のためにタイヤをはきかえる人はあまりいません。

 英語の授業で見たビデオによると、冬は車に寝袋、毛布、食料などの非常時グッズを用意したほうがいいそうです。私は「大げさな!」と思いましたが、先生から、いつもは30分のところなのに、大雪の日に10時間以上かかった話を聞かされ、大げさというわけでもないようです。と言ったからって、用意はしていないのですが・・・

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