落水荘 | |||||||||||||||||
落水荘とは ペンシルベニア州ピッツバーグ近郊にある、フランク・ロイド・ライトの代表作で、アメリカのデパート、カウフマンズのオーナーであるカウフマン氏が週末を過ごすための別荘として設計されました。息子の先生であったライトに設計を依頼しました。構造的な問題などでどんどん金額が上がりましたが、カウフマン氏はあくまで完成を求めたそうです。 |
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落水荘の見学 レギュラーシーズン(3月中旬〜感謝祭の週末) ウィンターシーズンは見学時間が短縮されます。祝日は開いている場合があるので、詳しくはホームページをご覧下さい。 左の写真はパンフレットから。冬は滝が凍ります。 |
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ガイドツアー 駐車場の入り口で、ツアーのチケットを購入します。建物の室内を見るにはこのツアーに参加しなくてはなりません。ガイドはもちろん英語ですが、日本語のカセットを3ドルでレンタルすることもできます。
私たちは、バッファローから日帰りで行ったこともあり、レギュラーツアーに参加しました。室内の写真はだめ、家の内部には触れないようにとだめだめ尽くしで、パリのサヴォア邸は、写真OK、椅子も座り放題だったのにな・・・と思ってしまいます。 |
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行き方 ピッツバーグダウンタウンから車で約2時間。ルート381沿いで、ミルランとオハイオパイルの中間にあります。要所要所に標識が出ています。 |
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<キャンチレバーのテラス> キャンチレバーで有名なこの作品ですが、残念ながら、テラスが7インチ(約20センチ!)もたわんだそうです。2002年の3月に構造的な修復がされ、現在は鉄骨フレームで支えられています。 |
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<リビング> それまでの用途ごとの部屋でなく、広い空間に、様々な機能をもたせました。窓際の作り付けのベンチは、今でこそ広く使われる手法ですが、当時は画期的な手法でした。 リビングから川へ下りるガラスでおおわれた階段がありますが、この階段は途中でとまり、水面にとどいていません。カウフマン氏は幾度もこの用途のない階段についてライトに尋ねたそうですが、ライトはどうしても必要なものだと主張しました。この階段は、リビングと川を結ぶ象徴的な役割と同時に、空気と音をとり入れる大きな役目を果たしました。 暖炉の側にある赤いボールは、ワインを温めるために使います。レールを伝って、暖炉の火の上に導かれます。室内では、赤が効果的に使われています。 |
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<マスターベットルーム> ベットルームの天井は窓に近い所が低くなっています。これは、視線を自然と外へ向けるためで、また上階の床を補強する働きもあるそうです。 作り付けのテーブルの上に置いてあるランプは、ティファニーのアンティーク。飾ってある絵画には、広重、ピカソ等がありました。 |
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<ドレッシングルーム> サッシのコーナーの扱いにも工夫が感じられます。コーナーはガラスとガラスの納まりになっていて、窓を開け放つと、サッシに切り取られることなく、外が見えるようになっています。 |
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<材料> 外装には石材とコンクリートが使われています。自然の石のように、粗く積み上げた石の外壁にあわせて、コンクリートの肌も粗く作ってあります。内装にはクルミ材が多く使われています。 |
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室内写真はパンフレットより |
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